手術後に一旦は見えていたのにある日から急に見えずらいという時は何らかの病気が発生している可能性がありますのですぐに受診をして下さい。
手術後からずっと見えずらい場合について話しますと、まず手術そのものによる視力低下は一定の頻度で発生することがわかっています。
この発生率は手術の種類によって違います。
また、患者さん側の要因としては、手術前の視野異常や視力低下の強い患者さんの方が、手術後に視力低下を起こす頻度が高くなります。
視力低下の原因が治療可能であれば治療しますが、治療対象とならない場合はそのまま様子をみていくしかありません。
手術後1ヶ月から半年位の間に徐々に治ってくることが比較的多いですが、治らずにそのままということもあります。
手術を受ける前に視力低下などの危険性の説明をよく受けて下さい。