日常診療の中で「なんだか涙がぽろぽろ出て困る。」と訴えて来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
涙の少ないドライアイも大変厄介な病気ですが、『涙流症(りゅうるいしょう)』もハンカチが手放せないほどご本人にとっては困った病気です。
涙流症の原因として鼻涙管の狭窄(きょうさく)や閉塞(へいそく)によるものが多くあります。
涙の基礎分泌は年齢とともに低下していきますが、出口がふさがってしまうため涙があふれてしまうのです。
最近新しいタイプの鼻涙管用シリコンチューブが開発され治療が容易になりました。
痛みも軽く、10分程度の手術ですみ鼻涙管が再疎通するまで1〜2ヶ月留置します。
チューブ抜去後かなり症状が緩和されますのでお困りの方はご相談ください。
国年眼科
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