◆老眼鏡
2)つくる
2.遠近両用も便利
遠近両用が便利なのは、遠くの黒板をみてノートをとるような時です。
この場合は遠方と近方を頻繁に交互に見ますのでメガネの掛けはずしをいちいちしていては面倒です。一つのメガネを掛けっぱなしにして遠くも近くも見ることのできる遠近両用メガネがお勧めです。
近視などのために外出時もいつもメガネをかけている方で、たまにちょっとだけ近くをみたいという時には、おまけのように狭い範囲だけを老眼鏡とした遠近両用メガネがお勧めです。
遠くを見る部分が広いので、普段遠くを見ている時に視野が狭いとは感じにくいのです。老眼鏡としては狭い範囲しか使えませんが、たまにしか使わないのであればこれでも十分です。
どんな使用距離であっても度数を調節すれば適切なメガネをつくることができます。
遠近両用には多くの種類があります(後述)ので、老眼鏡をつくる時は使用目的を検査員によく説明して下さい。